AIで作る「わが家版・投資ルール手帳」:新NISA×インデックス×つみたてで30年後の資産を育てる

リード(結論)

  • 重要なのは“考えるより先に続く仕組み”。
  • AIに家計・目標・リスク許容度を整理させ、毎月の自動つみたて年1回の見直しを“手順化”すれば、目先のノイズに振り回されません。
  • 本記事は、目的(30年)→積立額→AIプロンプト→年1回の見直しまで一気に作れます。

1. 目的(30年後)を言語化する

**目的は「金額×期限×使い道」**で明確にします。

  • 例:30年後に3,000万円(老後の基礎資金)。
  • 中間マイルストーン:10年後1,000万円/20年後2,000万円
  • リスク許容度:「年▲20%の下落でも積立を止めない」か否かで自己診断。
  • 行動規範(先に決める):
    • 暴落しても止めない/売らない/積立額は維持
    • 売買回転はしない(ニュースで動かない)
    • 年1回だけ見直す(±5%乖離でリバランス検討)

目的は家族と共有し、手帳の表紙に“1行で”書いておくと折れません。


2. 家計と積立額の決め方(DCA:ドルコスト)

  1. 生活防衛資金:生活費6か月分を現金で確保。
  2. 積立余力の算出
    • 収入−固定費−変動費−(生活防衛の補充)=毎月の投資枠
    • 例:月3万円スタート → 賞与時だけ+1万円増額など“上乗せルール”を先に決める。
  3. 投資対象(初心者向け)
    • 全世界株式インデックスを基本(オールカントリー型など)。
    • より保守的なら80%全世界株式+20%国内債券インデックスなど。
  4. 設定の原則
    • 新NISAのつみたて投資枠で毎月自動積立。
    • 信託報酬は低コスト(年0.1〜0.2%台目安)、つみたて対応、純資産の安定成長を条件に。
    • 銘柄名は最後に自分で確認(販売会社サイト・目論見書)。

3. AIプロンプト例(コピペOK)

3-1 ルール手帳の原案づくり

あなたは長期インデックス投資の“運用コーチ”です。新NISAのつみたて投資枠で、30年後に安定資産の形成を目指します。
前提:毎月【30,000円】を全世界株式インデックスにドルコスト。生活防衛資金は6か月分、手取り月【◯◯万円】。
私の方針:暴落時でも積立は停止しない。売買回転は増やさない。年1回だけ見直し。
出力:①目的(1行)②年間KPI(積立合計/増額タイミング)③推奨アセット配分(例:全世界株100% or 80/20)④NG行動リスト⑤ドキュメントの目次(毎月チェック/年次リバランス/例外規定)。
注意:特定銘柄の推奨ではなく、“条件”と“手順”にフォーカス。

3-2 月次チェックの定例化

今月の振り返り:収入/支出/余剰は【+5,000円】。積立は自動継続。相場は気にしない。
出力:①積立額の増額余地 ②生活防衛資金は6か月分維持? ③信託報酬や運用ルールに変更がないか ④内部リンク更新1件の候補。

3-3 年1回のリバランス判定

基準配分:全世界株式100%(or 80/20)。評価額と配分を一覧化し、±5%乖離を判定。
原則は“新規資金で調整”、売却は最終手段。売却するなら理由とメリット/デメリットを箇条書きで。
出力:①実行手順 ②必要金額 ③翌年の改善案(増額/据え置き)。

3-4 ノイズ遮断(ニュース対策)

目的:短期ニュースで意思決定しない。
出力:①1日の投資関連ニュース閲覧を“0〜5分”に制限するルール ②代替行動(読書/運動)③解除条件。

4. 年1回の見直し手順(所要30〜60分)

  1. 現状棚卸し:評価額・配分・年トータル積立額を手帳に記録。
  2. 乖離チェック:基準配分から**±5%**超ならリバランス検討。
    • 原則新規資金での調整を優先(売却は最後)。
  3. 上乗せ判断:収入UP・支出削減があれば**+3〜10%増額**。
  4. 行動ログ:実行した設定・増額・方針変更を1行でメモ。
  5. 例外規定
    • 人生イベント(結婚・出産・住宅)/収入激変時は手帳を再設計
    • それ以外はルール厳守(“ニュースでは動かない”)。

ルール手帳テンプレ(貼って使える)

■目的(1行):30年後に【金額】、用途は【老後/教育/…】。
■基本方針:新NISA×インデックス×毎月自動つみたて。暴落でも止めない。
■アセット配分:全世界株式【100%】 or 【80/20(株/債)】。
■積立設定:毎月【30,000円】、賞与月+【10,000円】。増額条件:収入増+3〜10%。
■NG行動:ニュースで売買/一括スイッチ/生活防衛資金の侵食。
■月次チェック:積立継続/余剰上乗せ/内部リンク1件更新。
■年次チェック:±5%乖離→新規資金で調整(売却は最終手段)。
■例外規定:人生イベント時のみ再設計。それ以外はルール厳守。
■記録(年):積立合計【 】円/評価額【 】円/実行メモ【 】。

まとめ(“仕組みで勝つ”)

  • ルールはAIに書かせ、あなたは守るだけ。
  • 新NISA×インデックス×つみたてを“毎月の自動化+年1回の点検”で続ける。
  • 30年後に振り返ったとき、「続いた」以外の正解はありません。

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